速報システム担当者およびスポーツ科学委員会より

速報システム担当者

今回,(財)日本卓球協会専務理事木村興治氏,同広報委員長山本義徳氏の 発案で,初めて会場から試合結果を速報する試みを行ってみました.

会場では主管団体である愛知県卓球協会からご協力いただき,作業場所と ISDN回線の確保,それから試合記録処理の流れの中に入れていただいて, 迅速な処理を行うことができました.この場で愛知県卓球協会の皆様に感謝 申し上げたいと思います.

また,画像等もできるだけ掲載するよう,写真を入れて臨場感を持たせる ように心がけました.急遽,木村専務理事からmpeg動画の掲載もお許し頂き, テストを行っていませんでしたがいくつか撮影を行いました.

会場にはISDNルータとノートPC2台を設置し,2名の担当者で試合結果の 入力,トーナメント作成,写真撮影等を行ってまいりました.一台のPCは Linuxをインストールし,サーバーの速報ディレクトリと同じイメージを持た せました.このLinux上で試合結果の入力,ページ作成を行い,サーバーの ディスクにrsyncする事で逐次ページ更新を行いました.もう一台のPCでは, 主に,デジタルカメラ映像の編集とpdfおよびjpgファイルの作成を行いました. これらの2台はISDNルータを介してLAN接続されており,最新の情報をFTP転送 で同期させました.

総試合数1174試合の結果入力,取材を2名で行う事は非常に厳しく, また大会期間途中,新潟地方の落雷によるネットワーク機器障害により長時間の 不通状態があるなど十分ではなかったかと思いますが,昼食も十分にとらずに 入力を行ったり,担当者が名古屋から新潟に急遽戻って機器障害に対処するなど, 精一杯努めさせていただきました.今回の反省を元に是非またこのような企画が 実施されることを期待したいと思います.(速報企画担当:牛山幸彦[新潟大学])


本大会インターネット速報ページシステムの紹介

会場に2台のノートPCとISDNルータを設置しての作業
本システムのプログラミング及びオペレートしている 大滝研司氏(新潟大学自然科学研究科)



スポーツ医科学委員会活動

テレビ中継をご覧になられたの中で気がつかれた方もおられると思いますが, 試合が行われている後方で緑色のウエアを着て座っている係がおりました. 彼女らはスポーツ医科学委員会の調査で,今回からボールが40ミリになったと 言うことでラリー数に変化がおきたかを調べるために打球をカウントするという 作業を行っておりました.この調査結果は,集計が終わりましたら本ホームページ を通じてお知らせできるかと思います.(スポーツ医科学委員会委員長: 油座信男[中京女子大学])

試合後方で打球数をカウントする補助員(右)